分煙機をレンタルして喫煙ブースを設置!レンタル・購入それぞれのメリットとおすすめの分煙機を紹介
近年、禁煙エリアは徐々に増えてきたものの、いまだに受動喫煙のリスクはなくなっていません。飲食店、路上、遊技場はもちろんのこと、職場での受動喫煙にも十分に注意が必要です。このような状況を受けて、喫煙スペースを分けるための分煙機を設置するなどの分煙対策を行なう企業も増えてきています。
分煙機とは、受動喫煙を防止するために、喫煙スペースと禁煙スペースを隔てる機械のことです。分煙機は、レンタルと購入が可能ですが、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事では、分煙機のレンタルと購入それぞれのメリットや、おすすめの分煙機を紹介します。
分煙機レンタルのメリット
まずは、分煙機をレンタルする場合のメリットを、耐用年数、メンテナンス、経費計上の観点から解説します。
◇耐用年数を気にしなくて良い
分煙機をレンタルすれば、耐用年数を気にする必要がありません。
分煙機の法定耐用年数は、6年とされています。法定耐用年数とは、減価償却資産を使用できる期間のことで、あくまで税法上で適用されるものです。製品寿命ではないため、実際はもう少し長く使えるかもしれませんが、分煙機を購入した場合には、買い替え時期の目安の一つになるでしょう。
一方でレンタルでは、耐用年数を気にする必要がなく、契約更新の際には機種を選び直すことができます。耐用年数を意識した買い替えの手間を省きたい場合には、レンタルがおすすめです。
◇メンテナンスも委託できる
分煙機のレンタルサービスでは、メンテナンスや点検をすべて委託できるケースが多いというのも、見逃せないメリットの一つです。「分煙機のメンテナンスに手間や時間をかけたくない」「日々の点検や清掃も併せて委託したい」という場合には、点検や清掃を契約に含むレンタル会社と契約するのがよいでしょう。
ただし、レンタルのみの契約と比較すると費用が高くなる傾向にあるため、費用対効果をよく検討することをおすすめします。
◇経費計上が可能
分煙機にかかる費用の計上方法は、取得金額や法定耐用年数のほか、レンタルか購入か、といった事情によっても変わってきます。
レンタルであれば経費として計上可能ですが、購入の場合、取得金額10万円以上かつ使用可能期間1年以上のものは、資産として計上しなければなりません。
資産計上は経費計上に比べて計算が複雑であるため、経費計上のみで利用可能な点はレンタルのメリットの一つといえます。
◇サイズ変更が可能
分煙機を導入してみなければ利用者の数がはっきりわからなかったり、導入後に利用者の数が変動したりすることも考えられます。
レンタルの場合であれば、必要に応じて分煙機のサイズ変更をすることも可能です。
分煙機購入のメリット
分煙機の購入には、レンタルの場合とは異なるメリットがあります。
◇長期的に見ると費用が安くなる
分煙機を長期間使用する場合は、一般的に購入したほうが費用を安く抑えられます。導入にかかる金額が購入金額のみとなるためです。しかし購入の場合も、製品の品質を担保したい場合はメンテナンスにおいては業務委託するほうが良いですが、その際にはメンテナンス費用が発生します。
一方、レンタルの場合、レンタル期間中は継続的に費用を支払い続ける必要があり、結果的な総額は割高になりがちです。
「ランニングコストも含めて考慮し、費用総額をできる限り抑えたい」「長期間使用する予定である」という場合には、レンタルより購入をおすすめします。
◇受動喫煙防止対策助成金の対象となる
分煙機を購入して設置すると、業種や企業規模により設置費用が受動喫煙防止対策助成金の対象となることがあります。
レンタルの場合には、この助成金の対象にはなりません。金額面での負担を少しでも減らしたい方は購入金額のみではなく、助成金の金額も含めて計算するとよいでしょう。
分煙機をレンタルするなら、クリーンエア・スカンジナビアがおすすめ
ここでは、分煙機をレンタルしたい企業様に向けて、高機能な分煙機を提供するクリーンエア・スカンジナビアの製品とその特長を紹介します。
◇浄化能力の高さ
クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンは、高い浄化能力を持ちます。これまで分煙機では捕まえられないとされていたタバコの粒子を、99.99966%捕集することが可能です。
また、クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンは、厚生労働省の定める基準に比べ、より高い浄化能力を持つことも確認されています。くわえて、タバコの煙固有のガス状成分に対しても、タバコの粒子同様に99.9%以上の浄化能力を持ちます。
◇大掛かりな工事が不要
分煙機を設置する場合、機械によっては大掛かりな工事が必要ですが、クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンは新たに部屋を用意する必要もなく大掛かりな工事をせずに利用できます。(設置環境により別途工事が必要な場合もあります。)
◇専門スタッフによる定期メンテナンス
クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンの導入後には、専門スタッフが定期的に訪問し、空気浄化のフィルターの点検・交換などのメンテナンスを行ないます。充実のアフターサービスで、常に快適な空気環境を保つことが可能です。
◇法律要件をクリア
クリーンエア・スカンジナビアでは、定期的に分煙キャビンの風速計測を行ない、法律要件を満たしていることを確認します。
また、法律要件を満たしている旨のレポート作成についても当社スタッフが行なうため、手間がかからない点もポイントです。
これらのサポートについては、レンタル料金にすべて含まれているため、費用に関しても安心してご利用いただくことが可能です。
クリーンエア・スカンジナビアの分煙機(キャビンソリューション)について、くわしくはこちら
クリーンエアの空気清浄機
クリーンエア・スカンジナビアでは分煙キャビンのほかに、空気清浄機も提供しています。特におすすめしたいのは、QleanAir FS 30とQleanAir FS 15です。
◇QleanAir FS 30
稼働中の音が控えめで、オフィス・ホテル・医療施設など静けさが求められる施設にも導入されている空気清浄機です。ISOに準拠したフィルターで、ウイルスや各種粉塵を99.995%以上捕集できます。また、臭いやガスを捕集するガスフィルターの装着も可能です。
◇QleanAir FS 15
クリーンエア・スカンジナビアが特許を保有している多層フィルター構造により、微小な粉塵や空気中の汚染物質を捕集し、空気中から除去します。
吸気口は機器上の4面すべてに付いており、フィルターの損傷を避けるため、吸気口はグリッド(格子)で保護されています。
分煙機の導入と併せて、高機能な空気清浄機の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、分煙機のレンタル・購入それぞれのメリットのほか、クリーンエア・スカンジナビアの製品の特長を紹介しました。
分煙機のレンタルは、法定耐用年数を気にせずに利用できること、メンテナンスの委託や経費計上が可能なことなどがポイントです。一方、分煙機を購入する場合は、長期利用の費用が抑えられること、受動喫煙防止対策助成金の対象になる場合もあることがメリットです。
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