ホテル業界にとって最適な分煙対策とは?

2015.6.21 分煙

ホテル業界にとって最適な分煙対策とは?

ホテルにとって非喫煙者の方も喫煙者の方も大事なお客様の一人であり、ホテル経営者の方々は双方にとって快適な空間を提供したいとお考えのはずです。
ここでは、ホテルのパブリックスペースにおける分煙に対する取り組みを中心に、その問題点について紐解いていきます。

ホテル業界で喫緊の課題である分煙化

健康増進法の浸透により、世の中の流れは禁煙を歓迎する雰囲気になっています。しかし、もしホテルの全館が禁煙になってしまったら、そのホテルからは愛煙家の足が遠のいてしまうことでしょう。快適な空間とホスピタリティを提供するのがホテル業界の使命であり、喫煙者・非喫煙者のどちらも大切なお客様ですから、すべてのお客様に納得いただける分煙環境の整備はホテル業界での喫緊の課題となっています。客室を喫煙・禁煙と分ける分煙方法は常識となりましたが、宴会場やロビーなどのパブリックスペースについては、現在ほぼ全面禁煙となっています。そこで、お客様向けに喫煙スペースを設置することになりますが、吸排気や消防関係の設備を新たに設けることが容易ではない為、宴会場から遠く離れた場所にある、または、やむを得ず喫煙コーナーを屋外に設けるという場合が良く見受けられます。せっかくホテルにいらしたのに、タバコを吸うことでお客様に不便をおかけするのが残念だ、というホテルマンの声も聞かれます。
また、ホテル内の便利な場所に喫煙室があったとしても、設備が不十分であればタバコの煙やニオイが外に漏れ、受動喫煙に敏感なお客様へ多大なストレスを与えてしまう可能性もあります。
さらに、接客業であるホテルでは、従業員自身の体や服にタバコのニオイがしみついて、お客様からの印象が悪くなることは決して良い事ではありません。

東京都ではホテルの分煙対策へ分煙環境整備助成金が決定

このように、多くのお客様が集うホテルでは、パブリックスペースを中心にさまざまな分煙対策の問題が残されています。厚生省のガイドラインに準拠した喫煙室を設置することになると、広いホテルでは喫煙所を何か所も設置しなければなりませんので、多大なコストが発生します。また、喫煙室の装置や設計に少しでも不備があれば、外へのニオイ漏れや、喫煙者の体にタバコのニオイがしみつくといった問題も発生するおそれがあります。
また、受動喫煙を避けるために、屋外に喫煙所を設置することは、天候や温度に左右されます。なによりも、大切なお客様を外に追いやることは、おもてなしの精神から遠くなるのではないでしょうか。
さらに、外国人観光客の受け入れ態勢強化の一環として、東京都内のホテルの分煙環境整備に対し、東京都からの助成金交付が決定しました。このような流れから、ホテル業界全体での分煙の取り組みはますます加速するもようです。

お客さまへのおもてなし空間「分煙キャビン」

クリーンエアの分煙キャビンなら、100vの電源があればどこでも設置できるので、喫煙者のお客様にご満足いただける空間を提供することが可能です。パーティにご来場のお客様がちょっと一服したいとき、宴会場が禁煙であっても、喫煙スペースがすぐ近くにあれば、お客様同士のコミュニケーションの中断時間も最小限となり、お客様の満足度が高くなることでしょう。また、分煙キャビンは一般の喫煙室とは違い、ダクト工事等の大掛かりな準備も必要なく、高性能な浄化機能により、タバコの臭いや煙をほぼ100%除去するので、ほぼ完全な分煙を実現することができます。
お客様向けの喫煙室はもちろんですが、多数の従業員が働くホテルでは、従業員専用の休憩スペースに分煙キャビンを設置することにより、従業員の体にタバコのニオイが付着するのを防ぐこともできます。
お客様向けの喫煙室はもちろんですが、多数の従業員が働くホテルでは、従業員専用の休憩スペースに分煙キャビンを設置することにより、従業員の体にタバコのニオイが付着するのを防ぐこともできます。
排除されるべきはタバコのにおいや煙であって、喫煙者であってはなりません。すべてのお客様が快適な時間をホテルで過ごせるよう、クリーエアの分煙キャビンはすべてのお客様、そしてホテルで働く従業員のみなさまが満足する分煙対策を実現することができる、いわば「おもてなし空間」なのです。