分煙について

2018年10月29日

分煙を考えている方必見!分煙するメリットについて

2020年に開催される東京五輪を控え、施行された東京都の「受動喫煙防止条例」をはじめ、全国各地で禁煙・分煙に関する条例の施行が始まっています。実際に、条例にのっとり分煙化を実施した飲食店で集客率の向上が見られるなど、商業的な成功事例が報告される例も出てきました。
そのような社会事情を背景に、この先店舗の分煙化を検討している店舗も多くなってきます。そこで今回は、分煙化を実施する際のさまざまな方法や、それらのメリットについて詳しくご紹介します。

分煙の種類とそれぞれのメリットをご紹介

分煙とひとくちに言っても、さまざまな種類の分煙手段があります。また、方法が異なればそれぞれのメリットにも若干違いが見られることもあります。ここでは、一般の店舗を対象とした分煙方法の種類や、それぞれのメリットについてご紹介します。

【室内による分煙】

・エリア分煙
1室をパーティションや観葉植物などで簡易的に間仕切りし、喫煙エリアと禁煙エリアに分ける方法です。席数の多いファミリーレストランなどで多く取り入れられている方法で、店内の開放感を損なわずに済むメリットがあります。ただしその一方で、喫煙エリアの煙やにおいが禁煙エリアでも場所によっては気になりやすくなるというデメリットもあります。
・フロア分煙
1階と2階など、複数の階を持つ店舗で導入しやすい方法です。特定のフロアを全面喫煙可とし、別のフロアは全面禁煙とするなどのように、階ごとに喫煙・非喫煙の区分をおこないます。たばこの煙は高いところへ立ち上るという特徴を持っているため、上層の階を喫煙エリアとすることで禁煙部分への煙の漏れを防止するケースが一般的です。
・個室化分煙
大手カフェチェーンなどで多く用いられるケースで、壁やガラスなどで完全に間仕切りをおこなって個別の喫煙スペースを作り、その個室以外を非喫煙スペースとする方法です。同フロア内で完全に喫煙スペースと禁煙スペースを分割できるため、喫煙者と非喫煙者の両方が気兼ねなく入店できるメリットがあります。その一方で改装費用が高くつく点や、特に喫煙スペースの開放感が損なわれがちになるなどのデメリットもあります。
・分煙キャビン
店内に喫煙用のキャビンスペースを設け、そこでのみ喫煙を可能とする方法です。キャビンは壁面側の1面以外ほぼガラス張りとなっており、開放感を比較的損なわずに喫煙者の方が非喫煙者の方と同席できるメリットがあります。また、設置場所の制約が少なく短時間で作業が完了するため、個室化分煙などと比較して低コストでの分煙化が可能です。将来、現状復旧工事なしで設置場所の変更ができることもメリットといえます。
また、キャビン内には喫煙してもたばこの煙やにおいをしっかり除去できる設備が整っているため、キャビン外の非喫煙者の方も快適に過ごせます。

【屋外による分煙】

店舗内ではなく、屋外に喫煙所を設置して喫煙者の方に対応する方法です。この方法の大きなメリットは、店内の改装などをせず手軽に分煙できるという点です。しかしその反面、喫煙エリアをはっきり分けることや人の通行を妨げない場所に喫煙エリアを設けることなど、周辺環境への十分な配慮が必要となります。

【時間軸による分煙】

・時間分煙
たとえば「ランチタイムは全面禁煙」などのように、時間帯を分けて喫煙可・禁煙の規定を変更する方法です。おもに特定の時間帯に多くの来店客が訪問する店舗などで、広く用いられています。この方法は、店舗の営業スタイルやお客様の来店状況に合わせ、適正な分煙化が図れる点がメリットです。ただし、喫煙可能な時間帯に非喫煙者の方が入店する場合は、たばこのにおいや煙を我慢せざるを得ないというデメリットも発生します。
まとめ

今回は、地域の条例などに従って分煙を検討している店舗のために、さまざまな分煙の方法やそれらのメリットについてご紹介しました。
手軽に始められるものから大がかりな工事が発生するものまで、分煙化にも多くの手段があります。今後を考えて店内改装をおこなう方法もあれば、現状の営業形態を変えずに済むものや、レンタルで先行投資なしに将来のリスクを踏まえて手軽に確実な分煙化を実施できるものなど、その選択肢は豊富です。
店舗の状況や今後の展望などを十分に考慮の上、ぜひ最適な方法で分煙化をご検討ください。

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