分煙について

2019年02月28日

分煙機の種類とメリット・デメリットについて解説

効果的な分煙を図るために、分煙機の導入を考えている店舗や施設も多いことでしょう。しかし、分煙機の仕組みがどのようになっているのか、分煙機の煙の除去効果は実際どの程度のものなのかなど、導入を検討する前に知っておきたいことも数多くあるはずです。
そこでこの記事では、分煙機のおもな種類やその特徴・注意点、導入する際のメリット・デメリットについてご紹介します。これから法令への対応や、美化対策で分煙を考えている店舗・施設の方は、ぜひご参考にしてください。

分煙機とは?仕組みと注意点について解説
・分煙機とはどんなもの?

分煙機とは、たばこの有害な煙を周囲に拡散してしまう「受動喫煙」を防止するためにおこなう「分煙」を実施するため、設置する機械を指します。その分煙の仕組みや機器自体の形態にはいくつか種類があり、施設の状況や特徴に合わせて選択することが可能です。

・分煙機のおもな仕組み

たばこの煙が発生したら吸い込み、フィルターを通すことで煙に含まれる有害物質(粉塵、ガス状成分など)をフィルターで吸着ないしは分解します。有害物質を除去して空気をきれいにした上で、全熱交換器などを通じて外部に排出することで、室内にたばこの煙を拡散させず、空気を綺麗にする効果があります。

・分煙機を設置する上での注意点

一般的な分煙機の場合、煙をフィルターに通して有害物質を吸着させる方法で空気を浄化させるタイプの分煙機の場合、フィルターを通っても粒子の細かいガス成分は通り抜けてしまう可能性があります。そのため、換気をして空気をつねに入れ替えながらの使用が必要となります。(クリーンエアの分煙キャビンは、たばこ特有のガス状成分をほぼ100%捕集します。)
また、分煙機の種類によっては排出された気流が煙の吸込みを妨げてしまう場合もあるので、壁際や扉近くへの設置を避けるようにするなど、設置場所への配慮が必要になることもあります。
分煙機の特徴以外で気をつける点には、設置した分煙機が設けている適正人数で喫煙されているかどうかも大切です。当然ですが、適正人数を超えた喫煙人数では煙を吸い込み切れず、十分な効果が得られなくなるケースもあるでしょう。
またそれと似たケースで、分煙機の吸込み範囲内で喫煙がされているかどうかにも注意が必要です。定められた範囲内で喫煙をしていなければ、吸い込み切れない煙が出てしまうかもしれません。

分煙機の種類
・カウンター型・テーブル型分煙機

喫煙所や喫煙室に設置した机・テーブルに分煙機が内蔵され、その周囲でたばこを吸うと机・テーブル内部へ空気と一緒に煙を吸引し、フィルターを介して空気を清浄にします。
カウンター型・テーブル型分煙機(空気清浄機)の耐用年数ですが、空気清浄機自体が「電気冷蔵庫、電気洗濯機その他これらに類する電気又はガス機器」に該当するため、法定耐用年数としてはこれらの機器に準じた「6年」とするのが適正とされています。減価償却を算出する際も、この法定耐用年数を参照しましょう。クリーンエアはレンタルで製品の設置・メンテナンス・将来の撤去を行いますので、耐用年数を気にせず導入できます。

・キャビン型分煙機

喫煙場所の周囲を壁で完全に仕切り、外部と喫煙スペースが隔離される状況を作ります。空気清浄機が設けられているので、それらについては点検やフィルター交換などのメンテナンスが必要となります。ただし、このタイプの分煙機の導入は、製品の性能を維持管理する意味でも定期点検やメンテナンスが込みになっている「レンタル制」のものが選ぶことをお勧めします。

法定耐用年数 メンテナンス
カウンター・テーブル型分煙機 6年(空気清浄機の耐用年数) フィルター交換・清掃が必要
分煙機をレンタルする場合 気にせず利用できる メンテナンス込みの契約が可能
分煙機のメリット・デメリット
・カウンター型・テーブル型分煙機のメリット

設置や移動が楽で簡単なほか、壁で仕切るタイプと比較してコストも抑えられるメリットがあります。

・カウンター型・テーブル型分煙機のデメリット

カウンター型・テーブル型の分煙機を設置するだけでは、喫煙空間とそうでない空間の分離が曖昧になるため完全に分煙できるとはいえず、効果はそれほど高くはないという点があります。

・キャビン型分煙機のメリット

壁で完全に仕切って喫煙場所とそうでない場所を分けるキャビン型分煙機のメリットは、設置場所の制限が少なく短期間で設置が可能で、性能面でカウンター型・テーブル型に比べて粉塵・ガス状成分の捕集力が高いです。また、分煙キャビンにもさまざまなサイズや形状のものがあり、2~3人用の小型のものから、8人程度の喫煙が可能な大型のものまで選ぶことができます。

・キャビン型分煙機のデメリット

分煙効果も高くメンテナンスの手間も省けるボックス型分煙機ですが、唯一といってもよいデメリットは新たに設置スペースの確保が必要な点。しかし最近は、狭いスペースも有効に使える小型タイプのボックス型分煙機も増えています。

分煙機のレンタル

先ほども少しご説明しましたが、キャビン型分煙機を施設・店舗へレンタルするシステムも普及しつつあります。レンタルタイプの分煙機を導入するメリットは、まず設置するだけなので大掛かりな工事が不要である点が挙げられます。また、かかる費用も割安で済みますから、コスト面でも安心感が高いでしょう。購入するのと違い、固定資産にならない点も事業主としてはお得感がありますね。

まとめ

この記事では、近年の受動喫煙防止対応の法令化などで注目が集まっている分煙機の種類や導入時のメリット・デメリットをご紹介しました。
「法改正に対応するため、分煙をしなければ……」とお考えなら、分煙機などの購入・維持管理にかかる莫大なコストを想定してお悩みの方も少なくないでしょう。しかし、低コストで最新の分煙システムを導入できる分煙機レンタルを選択すれば、それらのお悩みをかなり解決できるかもしれません。まずは購入とレンタルの双方で予測コストを算出して比較し、取り扱っている業者へ相談してみましょう。

導入事例