喫煙室からのたばこのニオイ漏れ。分煙対策をしてもなお取り巻く喫煙室問題~後編~

2015.6.21 喫煙問題

喫煙室からのたばこのニオイ漏れ。分煙対策をしてもなお取り巻く喫煙室問題~後編~

前編では、受動喫煙とタバコのニオイへの対策は、喫煙室だけでは不十分ということにふれました。
しかし、完全禁煙にしても、分煙対策をとるにしても、すべての人が満足することは難しいのです。後編では、喫煙者と非喫煙者が共存し、嫌な思いをすることがなく安全な方法を探っていきます。

タバコの煙とニオイを完全除去し、社内コミュニケーションの活性化をサポートする「分煙キャビン」

タバコが苦手な人は、喫煙室付近のニオイや、喫煙室帰りの人のニオイまでも気になるものです。かすかなタバコのニオイを嗅ぐだけでも体調を崩してしまうことがあるため、職場の安全衛生のためにもニオイ対策は見過ごすことができません。では、タバコを屋外に追い出し、野外に喫煙コーナーを設置するという手段は効果があるのでしょうか。残念ながらこの方法では、通常はオフィスと喫煙場所の距離が遠くなり、喫煙のための長時間離席により、非喫煙者のモチベーション低下をもたらす原因ともなりかねません。また屋外の環境は天候にも左右されます。現状の喫煙室にしても、ニオイや副流煙対策のために、強力な換気扇や特別な排気装置を配備するのはかなりのコストを覚悟しなければなりません。そこで、おすすめしたいソリューションが「分煙キャビン」の設置です。「分煙キャビン」であれば、タバコの大きな問題である副流煙とニオイをほぼ完全にカットすることが可能であり、タバコにまつわる職場の問題を一気に解決できる手段となるかもしれません。

喫煙者・非喫煙者が共存できる憩いの場を創造する「分煙キャビン」

クリーンエアの「分煙キャビン」は単なる喫煙室とは機能が大きく違います。換気によってタバコの煙を外に排出するのではなく、人がタバコに火をつけた瞬間から煙を強力に吸引し、特殊な処理によって空気清浄をするシステムなのです。分煙キャビンには、約0.11μの粒子を99.9995%ろ過するHEPA(高効率空気濾過)フィルターシステムが内蔵されており、これによりタバコの煙に含まれる浮遊粉じん、ニコチン、揮発性有機化合物などが、ほぼ除去されます。分煙キャビンの性能は、国内第三者研究機関およびスウェーデン王立研究所の厳格な検査によってその確かな品質が認められています。
また、吸い殻については、特殊な灰処理システムにより窒息消化され、回収された吸殻が大量であっても外に臭いが漏れない設計となっており、火災の心配もありません。このように高性能な吸収濾過機能のおかげで、驚くことに分煙キャビンはドアで密閉された個室ではなく、外部とオープンな空間を共有することができるのです。分煙キャビン室内でさえタバコのニオイがシャットアウトされているので、非喫煙者がキャビンの近くに来てもお互いストレスなくコミュニケーションが可能です。設置スペースも、少し大きめの電話ボックスサイズから用意されており、通常の100vの電源で設置可能な、省スペース・省エネ設計となっています。フィルター交換と吸殻の回収はクリーンエアによる定期メンテナンスによって行われますので、維持管理に手がかからないことも利点のひとつです。

5,500台以上の導入実績を誇る「分煙キャビン」

分煙キャビンは世界中の15か国以上の地域で5,500台以上の導入実績を誇り、その性能が高く評価されています。もちろん日本でも多くの企業が分煙キャビンを導入しており、「タバコの煙やニオイの排除もちろん、喫煙者と非喫煙者のコミュニケーションの円滑化、そして執務室内での喫煙により機密漏えい防止効果があった (SBテクノロジー株式会社様)」、「タバコを吸わない人が、あえて分煙キャビンに入って喫煙者の隣にいても、タバコの煙やニオイをほとんど感じず驚いた(株式会社日立製作所様)」という声が寄せられています。
職場の事情によって、分煙対策、副流煙対策へのさまざまな悩みは尽きないかと思われます。それぞれの職員が最高のパフォーマンスを発揮するために、職場環境を整えることは最重要課題といっても過言ではありません。分煙キャビンはすべての人々の快適な職場環境を整えるための理想的なソリューションです。完璧な完全分煙の実現をお考えであれば、ぜひ分煙キャビンの導入をご検討されてはいかがでしょうか。