喫煙室導入に踏み切れない3つの理由

2015.6.21 喫煙問題

喫煙室導入に踏み切れない3つの理由

昨今、職場では分煙や受動喫煙の問題が多くなってきています。受動喫煙対策として喫煙室の導入を考えている企業ご担当者も多いのではないでしょうか。しかし、喫煙室導入には担当者の頭を悩ます問題があります。ここでは喫煙室導入に踏み切れない3つのおもな理由を紹介します。

オフィスデザインや場所の問題

分煙対策として職場に喫煙室を設置するといっても、費用のほかにもたくさんの課題が存在します。
まずは設置場所ですが、スペースの狭さのほかに、オフィスの設計によっては、窓のある喫煙室の設置が難しいことが問題となります。また、デザイナーによりスタイリッシュに設計されたオフィスでは、喫煙室のために増築・改築することにより、せっかくの意匠が台無しになってしまうケースもあります。さらに、喫煙室が執務室から遠く離れていたり、オフィスビルの屋外で喫煙しなければならない場合は、行き帰りの時間が長くなってしまい、非喫煙者の目には「喫煙者だけが集まって休憩しているのは不公平だ」と映ることもしばしばあります。
また、屋外に喫煙所を設置しただけの場合は、社内だけではなく、近隣からタバコのニオイについて苦情を受けてしまうことも想定されます。

労働安全法の改正

ひと口に喫煙室といっても、分煙対策としてタバコ用の部屋に換気扇と灰皿を用意すれば間に合う時代ではなくなりました。労働安全法の改正により、平成27年6月より労働者の受動喫煙防止措置が事業主の努力義務となりました。これは、資本金や労働者の数にかかわらず、すべての事業者が対象となっています。本法改正に伴う厚生労働省の通達では、喫煙室は、たばこの煙が拡散する前に可能な限り吸引し、空気清浄装置との併用時に置いても、屋外に排出できる屋外排気装置が設置されていることが望ましいとされています。そして、喫煙室の施設構造においては壁の素材、出入口の扉の形状および気流、空気清浄装置、排気設備、機器のメンテナンス、利用人数・面積の配慮等に至るまで詳細な事項をクリアすることが望ましいとされています。しかし、建物の構造上、適当な場所に喫煙室を設置することが難しい場合も多く、基準に沿った設備を導入するには多大なコストがかかることが予想され、将来に場所や設備を変更することも容易ではありません。
また、有害であると承知でタバコの煙をそのまま屋外に排出することは、近隣の迷惑や環境問題から疑問が残ります。

日頃のメンテナンスも重要課題のひとつ

さらに、喫煙室の設計や装置に不備があれば、タバコの煙が部屋中に拡散して、天井、壁、床にヤニが黄色く付着してしまいます。このような汚れはニオイのもとになり、通常の清掃では完全に除去することはできません。また、吸殻の掃除をこまめに行うこともなかなか難しいことです。灰皿は山盛り、部屋はヤニだらけで黄色く、喫煙室がまるで不潔な悪臭空間として敬遠される場所になってしまったら、ますます職場環境は悪化してしまいます。喫煙室を設置するだけではなく、その後のメンテナンスを十分に行うことは、職場の安全環境維持の最重要課題といっても過言ではありません。

クリーンエアならば理想の分煙対策が実現可能

これらのような職場の分煙対策にお悩みの企業が多いことと思われますが、クリーンエアの高性能な分煙キャビンによりすべての問題が解決できるかもしれません。クリーンエアの技術では、タバコの煙とニオイを瞬時に除去し、快適な空気環境を保つことができます。タバコの煙とニオイを完全に除去することができるため、休憩エリアのみならず執務室内に分煙キャビンを設置するクライアント様もいらっしゃるほどの性能の高さを誇っています。また、特別な換気設備が不要ですので、オフィス内で100Vの電源がとれるところであれば屋内のどこでも設置が可能であり、さらに設置工事の費用も発生しません。すべてクリーンエアで設置をいたしますので、面倒な手配は必要ありません。タバコの吸い殻についても、喫煙後は分煙キャビン内部に密閉される仕組みになっているため、ニオイの心配もありません。定期的にスタッフが巡回して空気浄化フィルターの交換を行い、タバコの吸い殻も回収します。クライアント様ご自身を清掃や整備で煩わせることもありません。職場の安全と清潔の維持のために、喫煙者・非喫煙者双方にとっての理想的な分煙ソリューションとして、クリーンエアの分煙キャビンの導入をぜひご検討されてはいかがでしょうか。